“河合金兵衛”の読み方と例文
読み方割合
かはひきんべゑ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうも有難ありがたぞんじます……左様さやうなら御遠慮ごゑんりよなしに頂戴ちやうだいいたしますと、亭主ていしゆ河合金兵衛かはひきんべゑちやつてるあひだに、小丼こどんぶりまへ引寄ひきよせて乞食こじきながらも、以前いぜんは名のある神谷幸右衛門かみやかうゑもん
まア結構けつこうなおくすりいたゞくのみならず、お料理れうり残余物あまりものまでくだされ、有難ありがたぞんじます、左様さやうならこれへ頂戴ちやうだいいたしますと、襤褸手拭ぼろてぬぐひくるんであつた麪桶めんつう取出とりだして、河合金兵衛かはひきんべゑまへ突出つきだすのを
おもてには河合金兵衛かはひきんべゑといふ標札へうさつつてござります。