“池水”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いけみづ50.0%
いけみず25.0%
ちすい16.7%
プール8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さゝやかなる庭の池水いけみづにゆられて見ゆるかげ物いふやうにて、手すりめきたるところに寄りて久しう見入るれば、はじめは浮きたるやうなりしも次第に底ふかく
月の夜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
先生のきょ、同じく戒心かいしんあるにもかかわらず、数十の生徒せいとともな跣足せんそく率先そっせんして池水いけみずくみては門前に運び出し、泥塗満身でいとまんしん消防しょうぼう尽力じんりょくせらるること一霎いっしょう時間じかんよっかろうじてそのさいまぬかれたり。
活動かつどうさきんじて池水ちすい涸渇こかつするのが通常つうじようであるけれども、突然とつぜん爆發ばくはつして池水ちすい氾濫はんらんせしめたこともある。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
花は空中に輝き、それが池水プールの底に映じて再びきらきらと照り返すと、池の水はその強い反射で、色のついた光りを帯びて溢れ出るようにも見えた。