毋親はゝおや)” の例文
毋親はゝおやいだかせたるまゝさしのぞいてるに、れにたるかれにしか、其差別そのけじめおもわかねども、なにとはらずあやしう可愛かわゆくて、そのこゑ昨日きのふまでとなりいへきたるのとおなものにはおもはれず
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)