“段階子”の読み方と例文
読み方割合
だんばしご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と立ったが、早急さっきゅうだったのと、抱いた重量おもみで、もすそを前に、よろよろと、お民は、よろけながら段階子だんばしご
女客 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
げられたものは、一人々々ひとり/\検疫医けんえきいならんだ段階子だんばしごしたとほつてうへく。『ミストル・アサヤーマ』。「ヤ」で調子てうしげてすこつて「マ」でげる。成程なるほどやまのやうにきこえる。
検疫と荷物検査 (新字旧仮名) / 杉村楚人冠(著)
段階子だんばしごを降りて行く目の前に、おぼろげながら浮んでくるのでございます。
両面競牡丹 (新字新仮名) / 酒井嘉七(著)