“武士姿”の読み方と例文
読み方割合
さむらいすがた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
妾は急いで佐野の楽屋に這入ってみると、彼は武士姿さむらいすがたに扮して、鏡の前で人形のように白粉おしろいを真白に塗っていたのが、妾を認めると、不意にからからと空虚な笑声をたてて妾に近寄ってくるのです。
バルザックの寝巻姿 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)