“業力”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごうりき80.0%
ごふりき20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仏法もとより無碍むげにして偏在へんざいなしといえども、衆生しゅじょう業力ごうりき異なるに従いて仏教者中にその偏在を見るは遺憾いかんの至りなり。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
如何に/\と詰め寄れば、さしもに剛気無敵の喜三郎も、顔色青褪あおざまなこ血走り、白汗はっかんを流してあえぐばかりなりしが、流石さすがに積年の業力ごうりき尽きずやありけむ。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
此の世界は衆生の業力ごふりきで成立つて居るといふ楞嚴れうごん其他の説や、創世記、默示録の言や、其等の説の那方いづれの説を信ずるといふでも無いが、此の世界が人類の生活に適するやうに
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)