“梓越”の読み方と例文
読み方割合
あずさごえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のち十余年にして、我同郷の人小一と云ふ者、日向の梓越あずさごえと云ふ峯を過ぐるに、ふもとより怪しきたけ七八尺ばかり、満身に毛生じたる物のぼり来る。大いに怖れ走らんとすれども、体しびれて動かず。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)