“枝笛”の読み方と例文
読み方割合
コロネ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老師の右手めてが上がり、何か口まで持って行ったが、これぞ西班牙イスパニアの楽器の一つ、枝笛コロネと名を呼ぶ小笛であって、たちまち泣くがよううらむがような悲哀悽愴せいそうの鋭い音色が寥々りょうりょうとして流れ出で
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
そうして枝笛コロネを吹き鳴らした。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)