“東晋”の読み方と例文
読み方割合
とうしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
東晋とうしん升平しょうへい年間に、ある人が山奥へ虎を射に行くと、あやまって一つの穴にちた。穴の底は非常に深く、内には数頭の仔熊が遊んでいた。
支那シナの歴史の中で、東晋とうしん恵帝けいていは古今独歩の闇君あんくんと認められているが、或る年天下大いに飢え、万民こくとぼしと侍臣じしんが奏上した時に、そうか米が無いか
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
東晋とうしんの大司馬桓温かんおんは威勢赫々かくかくたるものであったが、その晩年に一人の比丘尼びくにが遠方からたずねて来た。