“李豊”の読み方と例文
読み方割合
りほう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
李豊りほう楽就がくしゅう陳紀ちんき梁剛りょうごうの四大将は、あとに残って、寿春を守ることになり、これに属する兵はおよそ十万。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
孔明はかく断じたが、その子の李豊りほうは留めて、長史劉琰りゅうえんなどと共に、兵糧増産などの役に用いていた。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
守将の李豊りほう以下ほとんど斬り殺されるか生擒いけどられてしまい、自称皇帝の建てた偽宮——禁門朱楼きんもんしゅろう殿舎碧閣でんしゃへきかく、ことごとく火をかけられて、寿春城中、いちめんの大紅蓮だいぐれんと化し終った。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)