“末姫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すえ25.0%
すえこ25.0%
すえひめ25.0%
すえむすめ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御弟子みでしのうちから、一人の若人をちょうだいして、私の末姫すえむすめ娶合めあわせたいと考えまするが、上人に、お言葉添えをしていただかれましょうや? ……」琥珀こはくの珠でもあるような上人のひとみ
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「いったい、お身があまりに、玉日を、末姫すえこじゃと思うて、可愛がりすぎるゆえ、こんなことも起るのじゃ」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
茶々ちゃちゃは、ことし十八。二の姫は十四、末姫すえひめは十二歳になる。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「第一、僧が妻帯するなどということは、法外もない沙汰じゃ。それへ、末姫すえむすめりなどしたら、月輪の一門は、気が狂うたかとわらわれよう」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)