“木曾路”のいろいろな読み方と例文
新字:木曽路
読み方割合
きそじ81.3%
きそぢ18.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道ばたの畑の間には赤みがかったむらさき色の桑の実が熟し、秋風の吹くころには山ぐりの落ちる木曾路きそじの入口にあたるところです。
力餅 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
熊楠いう、これは我邦に多き駒形明神駒形石(『木曾路きそじ名所図会』信州塩灘駅条下にづ、『山島民譚集』一参照)
立て其夜は姫路ひめぢとまり三日にて大坂へ着せしかども江戸へくだる心しきりなれば暫しもとゞまらず東海道は人目しげければ若や岡山の人にあひもせば面倒めんだうなり木曾路きそぢより中仙道なかせんだうを行にく事なしと路次を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
恋染こひそめ木曾路きそぢはしとしなば
怪力 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)