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曳込
ふりがな文庫
“曳込”の読み方と例文
読み方
割合
ひきこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひきこ
(逆引き)
頼んであった料理屋の板前が、車に今日の料理を積せて
曳込
(
ひきこ
)
んで来た頃には、
羽織袴
(
はおりはかま
)
の世話焼が、そっち行き
此方
(
こっち
)
いきして、家中が急に色めき立って来た。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
貞之進は門内へ
曳込
(
ひきこ
)
もうとする車を両三歩手前で下り、賃銭を払ったついでに会費と名刺とを取り出して一緒に
握
(
つか
)
み、それを玄関口に立って居た幹事に渡して
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
ものの半時ばかり
経
(
た
)
つと、同じ
腕車
(
くるま
)
は、
通
(
とおり
)
の方から
勢
(
いきおい
)
よく茶畑を走って、草深の町へ
曳込
(
ひきこ
)
んで来た。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
曳込(ひきこ)の例文をもっと
(7作品)
見る
曳
漢検準1級
部首:⽈
6画
込
常用漢字
中学
部首:⾡
5画
“曳”で始まる語句
曳
曳出
曳摺
曳舟
曳船
曳舟通
曳々
曳航
曳手
曳子
“曳込”のふりがなが多い著者
斎藤緑雨
三遊亭円朝
徳田秋声
泉鏡太郎
泉鏡花