新宿にいじゅく)” の例文
新「何卒どうか亀有までって、亀有のわたしを越して新宿にいじゅく泊りとしますから、四ツ木通りへ出る方が近いから、吾妻橋を渡って小梅へ遣ってくんねえ」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
ここに亀戸かめいど押上おしあげたま堀切ほりきりかねふち四木よつぎから新宿にいじゅく金町かなまちなどへ行く乗合自動車が駐る。
寺じまの記 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
日本橋から三里、新宿にいじゅくとなる。新宿から一里、松戸となる。松戸から三里、小金こがねの宿。小金から三里、我孫子あびことなる。ずっと行けば、水戸みとへ出る。これすなわち水戸街道。今日の里程とはだいぶ違う。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
常陸ひたちの水戸から府中土浦を経て江戸は新宿にいじゅくへ出ようというのだ。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)