“斬罪”の読み方と例文
読み方割合
ざんざい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔、地雷火じらいかやく斬罪ざんざいとなりし江戸末年の落語家朝寝房あさねぼうむらくも、かゝる雪の夜、席ハネてよりかゝる酒盃に親しみしならむか。
滝野川貧寒 (新字旧仮名) / 正岡容(著)
その晩長崎の町には、踏み絵の鋳造者萩原裕佐が「特別なおなさけをもって」ひそかに斬罪ざんざいに処せられるそうだといううわさがひろまった。
しかし、ある事件のため、時の王様の怒りに触れて、まさ斬罪ざんざいに処せられんとしたのです。その時、彼は何を思ってか、七日間の命乞いのちごいをいたしました。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)