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文銭
ふりがな文庫
“文銭”の読み方と例文
読み方
割合
ぶんせん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぶんせん
(逆引き)
婆さんはまた黙って
文銭
(
ぶんせん
)
の上を
眺
(
なが
)
めていたが、前よりは重苦しい口調で、「まあ
同
(
おん
)
なじですね」と答えた。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
幕府にて
下
(
しも
)
ノ
関
(
せき
)
償金
(
しょうきん
)
の一部分を払うに際し、かねて
貯
(
たくわ
)
うるところの
文銭
(
ぶんせん
)
(一文銅銭)二十何万円を売り
金
(
きん
)
に
換
(
か
)
えんとするに、文銭は
銅質
(
どうしつ
)
善良
(
ぜんりょう
)
なるを以てその
実価
(
じっか
)
の高きにかかわらず
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
大抵
(
たいてい
)
は五厘銭か
寛永通宝
(
くわんえいつうはう
)
である。その又穴銭の中の
文銭
(
ぶんせん
)
を集め、
所謂
(
いはゆる
)
「文銭の
指環
(
ゆびわ
)
」を
拵
(
こしら
)
へたのも何年
前
(
まへ
)
の流行であらう。僕等は拝殿の前へ立ち止まり、ちよつと帽をとつてお
時宜
(
じぎ
)
をした。
本所両国
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
文銭(ぶんせん)の例文をもっと
(4作品)
見る
“文銭”の意味
《名詞》
文字銭。
(出典:Wiktionary)
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
銭
常用漢字
小6
部首:⾦
14画
“文銭”で始まる語句
文銭占
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文銭占
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野村胡堂