“文辞”の読み方と例文
読み方割合
ぶんじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道徳の旨を知らず、雕飾(ちゅうしょく)綴緝(てっしゅう)して、以て新奇となし、歯を鉗(かん)し舌を刺(さ)して、以て簡古と為し、世に於(おい)て加益するところ無し。是を文辞(ぶんじ)の蠹(と)という。四者交々(こもごも)作(おこ)りて、聖人の学亡(ほろ)ぶ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
何気なく解(と)いてみると、そこらの茶店で、筆や紙を借りての走り書であろう。文辞(ぶんじ)もそそくさと、是非お話ししたいことがある、待っています、九条村の渡舟(わたし)の前まで来て下さい。とある。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)