“散滴”の読み方と例文
読み方割合
しぶき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分の室にはいって、散滴しぶきでじめじめしている衣服を脱いでいると、そこへここの娘のお八重が湯を持って入って来た。
北国の人 (新字新仮名) / 水野葉舟(著)
彼はうずまく散滴しぶきを顔にうけて、鼻に血の香を吸いながら、次第に増して来る血の潮に足をひたして歌った。
浅瀬に洗う女 (新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)