“擦創”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かすり50.0%
すりきず50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なにさまこれは負傷したのに相違ないが、それにしても重傷おもで擦創かすりかと、傷所いたみしょへ手をってみれば、右も左もべッとりとしたのり
しもさわの勘公の間抜けで、やり損ないという段取りとなり、些少の擦創すりきず、かすり創だけで道庵を取逃がした以上は、第二の作戦に彼等が窮してしまいました。
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)