トップ
>
拐
ふりがな文庫
“拐”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かどわか
30.0%
かど
20.0%
かせ
10.0%
かどはか
10.0%
かどわ
10.0%
さら
10.0%
カド
10.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かどわか
(逆引き)
何物かに
拐
(
かどわか
)
されたとしか考えられぬが、女子供ではあるまいし、大の男がそんなに易々と拐されるのは、ちょっと想像も出来ない不思議な出来事であった。
偉大なる夢
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
拐(かどわか)の例文をもっと
(3作品)
見る
かど
(逆引き)
石坂の家は先祖代々、息子が嫁を迎え、その嫁が一人の子供を生まんうちは、わしらのようなものの精が、どんな妖気を弄んだところで、あの息子を
拐
(
かど
)
わかすことはできない。
岩魚
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
拐(かど)の例文をもっと
(2作品)
見る
かせ
(逆引き)
その
拐
(
かせ
)
とは
細
(
ほそ
)
き丸竹を三四尺ほどの弓になしてその
弦
(
つる
)
に糸をかけ、
拐
(
かせ
)
ながら
竿
(
さを
)
にかけわたしてさらす也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
拐(かせ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
かどはか
(逆引き)
誰か這入つて來て、私を
拐
(
かどはか
)
しはしないかと云ふ、大へん妙な、恐ろしい不安を感じながら、そこで、永い間、歩き𢌞つてゐた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
拐(かどはか)の例文をもっと
(1作品)
見る
かどわ
(逆引き)
私は烏啼天駆に
拐
(
かどわ
)
かされて、彼奴の
後宮
(
ハレム
)
へ入れられちまったんです。もっとも私の役は、後宮の一員として彼奴に仕えることでなく、実は後宮の美女たちに仕える女の役を仰せつかったんです。
奇賊は支払う:烏啼天駆シリーズ・1
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
拐(かどわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
さら
(逆引き)
文子
拐
(
さら
)
わる‼
骸骨島の大冒険
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
拐(さら)の例文をもっと
(1作品)
見る
カド
(逆引き)
狂言だけについて言つても、あの中におのづから描写せられてゐる其時世装の上に、気随な大名・
諸侍
(
シヨザムラヒ
)
や、
水破
(
スツパ
)
無頼の徒や、人妻
拐
(
カド
)
ひ・放蕩人の類として現れてゐる。
「さうや さかいに」
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
拐(カド)の例文をもっと
(1作品)
見る
拐
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
“拐”を含む語句
誘拐
拐帯
拐引
鉄拐
誘拐者
鐵拐仙人
誘拐罪
鴛鴦拐
騙拐
鐵拐
鉄拐胡坐
鉄拐屋
鉄拐博奕
鉄拐仙人
誘拐師
誘拐事件
流星拐
拐騙
拐杖
拐帶
...
“拐”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
中里介山
佐藤垢石
久生十蘭
江戸川乱歩
海野十三
山本周五郎
折口信夫
芥川竜之介