“把捉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はそく75.0%
キャッチ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すなわち孔子学徒においても道の追究の無限性は把捉はそくせられていたのである。学の実益性などは彼らの全然説かないところであった。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
しかし腹の中では自分にびる一種の快感を味わった。それは自分が実際ひとにそう思われているらしいという把捉はそくから来る得意にほかならなかった。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
自選オックスフォウドなまりの青年紳士やが、それぞれ「大きな把捉キャッチ」を望んで、このSETに混じって活躍していることは言うまでもあるまい。
踊る地平線:11 白い謝肉祭 (新字新仮名) / 谷譲次(著)