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打突
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ぶつか
ふりがな文庫
“
打突
(
ぶつか
)” の例文
多くの人間は一体自分から観て一寸測り知られぬ異常な事件に
打突
(
ぶつか
)
ると何も彼も因縁事だと諦めて了ふ。然し、私達はそれで決していい事はない。
神童の死
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
そこでこわごわあちこち歩いた末に、往来の人に
打突
(
ぶつか
)
ったり、垣などに打突ったりして、遂には村はずれまで行って、何処かの空地に逃げ込むより外はない。
犬
(新字新仮名)
/
レオニード・ニコラーエヴィチ・アンドレーエフ
(著)
概念として、思想としては、かなり深い処に到達したやうに思はれるけれども、それは決して作者自身が自己の全人格全芸術を以て、開かない扉に向つて
打突
(
ぶつか
)
つて行つたといふ風ではない。
小説新論
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
『
先
(
せん
)
にH——新聞にゐた山岡といふ人で、僕も二三度面識がある。その人が今編輯局編成の任を帯びて札幌に来てゐる。実は僕にも間接に話があつたので、今日行つて
打突
(
ぶつか
)
つて見て来たのだ。』
札幌
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“打突”の解説
打突(だとつ)とは、剣道などにおける技のことである。
剣道では面(めん)、小手(こて)、胴(どう)、突き(つき)の四種があり、なぎなたはそれらに加えて脛(すね)の五種類がある。
(出典:Wikipedia)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
突
常用漢字
中学
部首:⽳
8画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀