“打始”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶつぱじ50.0%
ぶつぱじま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「重右衛門がこんな騒動さわぎ打始ぶつぱじめようとは夢にも思ひ懸けなかつたゞ。あれの幼い頃はおたげへにまだ記憶おぼえて居るだが、そんなに悪い餓鬼がきでも無かつたゞが……」
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
そして、今夜にも火事が打始ぶつぱじまらねえ者でもえといふので、若い者がひるから学校へ寄りつて、喞筒の稽古をて居るんでごわす。
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)