“悪因”の読み方と例文
読み方割合
あくいん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
里人のかたるを聞けば、汝一旦ひとたび愛慾あいよく心神こころみだれしより、たちまち鬼畜に一二五堕罪だざいしたるは、あさましともかなしとも、一二六ためしさへまれなる悪因あくいんなり。
の約束事にまかせて来たなどが、悪因あくいんとなったのは争いえない。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)