“悠揚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆうよう73.3%
いうやう16.7%
おほよう3.3%
ゆっくり3.3%
ゆったり3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人に聴かせるならもっと出て来てもよいに、自分はこんな谷陰の蘆の中に隠れて、しかも悠揚ゆうようとした挙動で澄まし込んで啼いている。
彼は昂然かうぜんとゆるやかに胸をらし、踏張つて力む私の襟頸えりくびと袖とを持ち、足で時折りすくつて見たりしながら、実に悠揚いうやう迫らざるものがある。
途上 (新字旧仮名) / 嘉村礒多(著)
けないんだもの。今の東京にゐるものに悠揚おほようが出来るものか。尤もにもかぎるまいけれども。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
真田幸村さなだゆきむらに対しても、決して粗略には存じません。萌黄色もえぎいろの海のような、音に聞いた淀川が、大阪を真二まっぷたつに分けたように悠揚ゆっくり流れる。
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
女は悠揚ゆったりとした態度で入ってきながら
黒髪 (新字新仮名) / 近松秋江(著)