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悉知
ふりがな文庫
“悉知”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しっち
80.0%
しつち
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しっち
(逆引き)
そうしてまた、十二の使徒のそれぞれの利己的なる崇敬の念をも
悉知
(
しっち
)
していた。よし。これを一つ、日本浪曼派の同人諸兄にたのんで、芝居をしてもらおう。
もの思う葦:――当りまえのことを当りまえに語る。
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
台湾の竹椅子を見て、
独逸
(
ドイツ
)
の建築家のブルノー・タウトが実に驚いた。タウトは世界的の建築家であり、家具のことにも
詳
(
くわ
)
しい。ことに椅子と来ては、西洋の伝統を充分
悉知
(
しっち
)
し身につけている。
台湾の民芸について
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
悉知(しっち)の例文をもっと
(4作品)
見る
しつち
(逆引き)
彼等互に相標榜して自ら是とし、人を
詈
(
のゝし
)
り己れを尊び、昂然として一世を
睥睨
(
へいげい
)
す。殊に知らず、天地の情豈に一人一派にして
悉知
(
しつち
)
するを得んや。月影波に横はれば砕けて千態万状を為すに非ずや。
詩人論
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
悉知(しつち)の例文をもっと
(1作品)
見る
“悉知”の意味
《名詞》
知り尽くすこと。知悉。
(出典:Wiktionary)
悉
漢検準1級
部首:⼼
11画
知
常用漢字
小2
部首:⽮
8画
“悉”で始まる語句
悉
悉皆
悉達
悉達多
悉々
悉皆屋
悉曇
悉檀
悉多太子
悉皆成仏
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