“怪焔”の読み方と例文
読み方割合
かいえん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
杯(さかずき)を持ちながら、三人がひとしく空をふりあおぐと、こはなに? 狐火(きつねび)のような一朶(だ)の怪焔(かいえん)が、ボーッとうなりを立てつつ、頭の上へ落ちてくるではないか。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかし、事実はどこまでも事実で、瞬間(しゅんかん)ののち、またもや同じような怪焔(かいえん)が、こんどは籾蔵(もみぐら)へおち、つづいて外廓(そとぐるわ)、獣油(じゅうゆ)小屋など、よりによって危険なところへばかり落ちてくる。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)