心丈夫こゝろぢやうぶ)” の例文
多分たぶん牛乳ぎうにゆう配達はいたつするためかなどで、あゝいそぐにちがひないとめてゐたから、此音このおとくとひとしく、もうけて、隣人りんじん活動くわつどうはじまつたごとくに、心丈夫こゝろぢやうぶになつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
しかだけでさへ卯平うへい始終しじう財布さいふぜに出入でいりするのを心丈夫こゝろぢやうぶおもふのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)