徳冨蘆花とくとみろか)” の例文
徳冨蘆花とくとみろかが『ほととぎす』に名を成した後の或る時「我は小説家たるを恥とせず」とポーロもどきに宣言したのはやはり文人としての国士的表現であった。
二葉亭追録 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
会津あいづ生れの山川捨松すてまつは十二歳(後の東大総長山川健次郎男の妹、大山いわお公の夫人、徳冨蘆花とくとみろかの小説「不如帰ほととぎす」では、浪子——本名信子さんといった女の後の母に当る人)
田沢稲船 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)