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復習
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おさらい
ふりがな文庫
“
復習
(
おさらい
)” の例文
下婢は自分から進んで一字でも多く覚えようと思うような娘ではなかったが、主人の
思惑
(
おもわく
)
を
憚
(
はばか
)
って、申訳ばかりに本の
復習
(
おさらい
)
を始めた。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
万七も悪い心持はしなかったでしょう、ツイ先に立って庫裡へ入ると、調べ口の
復習
(
おさらい
)
をするように八五郎に話してくれました。
銭形平次捕物控:031 濡れた千両箱
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
物心
(
ものごころ
)
ついた
小娘時代
(
こむすめじだい
)
から三十四
歳
(
さい
)
で
歿
(
みまか
)
るまでの、
私
(
わたくし
)
の
生涯
(
しょうがい
)
に
起
(
おこ
)
った
事柄
(
ことがら
)
が
細大
(
さいだい
)
漏
(
も
)
れなく、ここで
復習
(
おさらい
)
をさせられたのでした。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
二三
町
(
ちょう
)
四方人気のないのを幸いに、杉板の束を運び集めながら、新派旧派の嫌いなく
科白
(
せりふ
)
の継ぎ剥ぎを
復習
(
おさらい
)
し続けて行く。
芝居狂冒険
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
少年「だっておじさんは、いきなり兎を知らないかって言うんだもの、だからぼく、学校の
復習
(
おさらい
)
をしちゃったのさ」
春
(新字新仮名)
/
竹久夢二
(著)
▼ もっと見る
「口笛で——でも
昨夜
(
ゆうべ
)
は、お隣に尺八の
復習
(
おさらい
)
がありましたから、口笛が紛れて聞えなかったのかも知れません」
銭形平次捕物控:070 二本の脇差
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
猟人「ぼくは、坊ちゃんの博物の
復習
(
おさらい
)
をしているんじゃないよ。一体その兎は……」
春
(新字新仮名)
/
竹久夢二
(著)
「俺は何もかも知っている。尺八の
復習
(
おさらい
)
から抜け出して、どこへ行った」
銭形平次捕物控:070 二本の脇差
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「強盗の入った日のことを
復習
(
おさらい
)
して貰いたいが」
銭形平次捕物控:039 赤い痣
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
復
常用漢字
小5
部首:⼻
12画
習
常用漢字
小3
部首:⽻
11画
“復”で始まる語句
復
復讐
復讎
復讐心
復活
復活祭
復興
復誦
復仇
復員