“復員”の読み方と例文
読み方割合
ふくいん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「まて、このひとは、復員ふくいんしたばかりでないのか。そして、たずねるいえがわからぬのでさがしているのではないか。」
春さきの朝のこと (新字新仮名) / 小川未明(著)
「おじいさん、南方なんぽうからは、もうみんな、復員ふくいんしてしまったでしょうね。」と、きいたのでした。
新しい町 (新字新仮名) / 小川未明(著)
みちばたの露店ろてんは、たいてい戦災者せんさいしゃか、復員ふくいんしたひとたちの、生活せいかつをいとなむのでありました。
新しい町 (新字新仮名) / 小川未明(著)