“御櫛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みぐし60.0%
おくし20.0%
みくし20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斎王の美に御心みこころを打たれながら、別れの御櫛みぐしを髪にしてお与えになる時、みかどは悲しみに堪えがたくおなりになったふうで悄然しょうぜんとしておしまいになった。
源氏物語:10 榊 (新字新仮名) / 紫式部(著)
重ずべき病中とてくるしからず月代さかやきせよとの御意なれば掛りの役人やくにんも是非なく御櫛おくし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
御舎人みとねりことば御櫛みくし
晶子詩篇全集拾遺 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)