“御普請”の読み方と例文
読み方割合
ごふしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「よく世間でそういうが、こちらにあるお邸は、お住居ではない。お蔵やしきと、御普請ごふしんお手伝いのためにある材木の御用所だけだ」
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
實體に勤め上しかば豐島屋の暖簾のれんもらひ此鎌倉河岸へ居酒屋の店を出せし處當時常盤ときは橋外通り御堀浚おほりざら御普請ごふしん最中さいちうつきかれが考へにて豆腐とうふ大田樂おほでんがくこしらへ是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「ほほ、御冗談でしょう。両国橋が御普請ごふしんだというので、どんな様子か拝見に出て来たんですよ」
半七捕物帳:47 金の蝋燭 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)