“御救米”の読み方と例文
読み方割合
おすくいまい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鰥寡かんか孤独、実に頼るところなき者へは救助ももっともなれども、五升の御救米おすくいまいを貰うて三升は酒にして飲む者なきにあらず。
学問のすすめ (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
御救米おすくいまいが出るになぜない。」「下され物だ下され物だ。辞退は失礼に当るぞ。」「早く出ろ、直ぐに来い。」と声るるまで触流すを、ござんなれと待居たる、究竟くっきょう破落漢あぶれもの
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)