“後役”の読み方と例文
読み方割合
あとやく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文「あゝ、そう/\、気の毒ながら米は其の儘文治が受取ります、明日みょうにち後役あとやく引受ひきうけの祝いとして、一同の者へ赤飯せきはんを振舞ってやるぞ」
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
亡者なきものとなし我また後役あとやくにならんと惡心あくしん増長ぞうちやうせし所役人へ遣はす賄賂わいろの金子に困り悴夫婦を江戸へかせぎに出し給金にて地頭役人をこしらへ先役に立歸たちかへらんと存じ此ことを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
今日こんにちより右平林の後役あとやくは其の方に申付けるによって役宅にすまい、不都合なきよう島内囚人しゅうじんの取締を致せ、下役人一同左様心得ませえ」
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)