“後代”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうだい66.7%
のちのよ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家にあらかじめ田の神のたなを設けて、一応はそれへお迎え申すのは、多分は後代こうだいの発明と思われるが、そのために祭の作法は改まったのみか、神の解釈にも意外の変化が起って
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
そして人間の子を生むは前記のとおり草木くさきと同様、わが種属を後代こうだいへ伝えてやさせぬためであって、別に特別な意味はない。子を生まなければ種属はついにえてしまうにきまっている。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
「あしひきの八峯やつを踏み越え、さしまくるこころさやらず、後代のちのよの語りつぐべく、名を立つべしも」(四一六四)とあり、短歌の方に
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
わが舌を強くして、汝の榮光のきらめきを、一なりとも後代のちのよの民に遺すをえしめよ 七〇—七二
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)