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引釣
ふりがな文庫
“引釣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひきつ
63.2%
ひッつ
21.1%
ひっつり
10.5%
ひきつり
5.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひきつ
(逆引き)
引釣
(
ひきつ
)
る眉、ギラギラと死の苦痛を映す
瞳
(
め
)
、血みどろの頬も唇も痙撃して、綺麗な歯並が、締木にかけたようにギリギリと鳴ります。
芳年写生帖
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
引釣(ひきつ)の例文をもっと
(12作品)
見る
ひッつ
(逆引き)
スポンと栓を抜く、
件
(
くだん
)
の
咳
(
せきばらい
)
を一つすると、これと同時に、鼻が
尖
(
とが
)
り、眉が
引釣
(
ひッつ
)
り、額の
皺
(
しわ
)
が
縊
(
くび
)
れるかと
凹
(
へこ
)
むや、
眼
(
まなこ
)
が光る。
茸の舞姫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
引釣(ひッつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
ひっつり
(逆引き)
頭部の肉は
顱頂骨
(
ろちょうこつ
)
が透いて見える
程
(
ほど
)
ひからびていて、ビカビカ光る
引釣
(
ひっつり
)
があって、その上全面に一本の毛髪も残っていなかった。
悪霊
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
引釣(ひっつり)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
ひきつり
(逆引き)
彼は砲弾の破片に打たれて出来たという、その右半面の
引釣
(
ひきつり
)
を指しながら、当時の有様を手に取る様に物語るのだった。
二癈人
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
引釣(ひきつり)の例文をもっと
(1作品)
見る
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
釣
常用漢字
中学
部首:⾦
11画
“引”で始まる語句
引
引込
引摺
引返
引張
引掛
引籠
引立
引緊
引出
“引釣”のふりがなが多い著者
森田草平
三遊亭円朝
泉鏡花
徳田秋声
江戸川乱歩
島崎藤村
夢野久作
野村胡堂
田中貢太郎