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引具
ふりがな文庫
“引具”の読み方と例文
読み方
割合
ひきぐ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひきぐ
(逆引き)
「脱走船員」の私を助手に十余人の「生ける幽霊」を
引具
(
ひきぐ
)
し、今から朝まで順々にその
物凄
(
ものすげ
)
えところを廻ってあるこうというのだ。
踊る地平線:06 ノウトルダムの妖怪
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
お市の方を得た柴田勝家が、これ見よがしに美人を
引具
(
ひきぐ
)
して、ところもあろうにわが居城の江州長浜の前を素通りして、北の庄へ帰るのだ。
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
去
(
さ
)
んぬる
正平
(
しょうへい
)
の昔、
武蔵守
(
むさしのかみ
)
殿(
高師直
(
こうのもろなお
)
)が
雲霞
(
うんか
)
の兵を
引具
(
ひきぐ
)
して将軍(
尊氏
(
たかうじ
)
)御所を打囲まれた折節、兵火の
余烟
(
よえん
)
を
遁
(
のが
)
れんものとその近辺の
卿相雲客
(
けいしょううんかく
)
、或いは六条の長講堂
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
引具(ひきぐ)の例文をもっと
(20作品)
見る
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
具
常用漢字
小3
部首:⼋
8画
“引”で始まる語句
引
引込
引摺
引返
引張
引掛
引籠
引立
引緊
引出
検索の候補
引手金具
“引具”のふりがなが多い著者
中里介山
谷譲次
上田敏
神西清
佐々木邦
吉川英治
海野十三