建始殿けんしでん)” の例文
その前から曹操は、建始殿けんしでんと名づける大楼を建造したいという望みを抱いていたが、ただ彼の求めるような良工がまだ見つからなかった。で、今もそのことをいうと侍側のひとりが
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)