“康”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やす63.6%
こう18.2%
すこ9.1%
カウ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで友仁は日英の家へ移って、月俸として毎月五錠の銭を貰うようになったので、いくらか生活がやすらかになってきた。
富貴発跡司志 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
ところが、こうの親切や差入れ物も、やがてぷッつり絶えてしまった。総督方の監視かんしは水もらさぬ手を打って、それを出来なくしていたらしい。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
丁度夏に向つてる、すべての新鮮な若葉とおなじやうに、多緒子たをこの産んだ赤ん坊は生き/\と心よくすこやかに育つた。
(旧字旧仮名) / 素木しづ(著)
またngはウまたはイの音になり(「ジャウ」「トウ」「カウ」などの語尾ウ、「ヘイ」「セイ」などの語尾イは、もとngである)
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)