“底穴”の読み方と例文
読み方割合
そこあな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
艇長は残りの二人を手で制して、ピストル片手に単身たんしん底穴そこあなに降りていったが、やがて激しいののしりの声と共に、見慣れない一人の青年のえりがみをとって上へ上って来た。
月世界探険記 (新字新仮名) / 海野十三(著)
かれらはまた別の場所においてかれらが「底穴そこあな」だとかんがえているものをわたしに示した。池の水がそこを通じて一つの丘の底をくぐって近所の牧場まで洩れているというのだ。