“幼立”の読み方と例文
読み方割合
おさなだち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はじめはあやしみ、なかばは驚いて、はてはその顔を見定めると、幼立おさなだちに覚えのある、裏長屋の悪戯いたずら小憎、かつてその黒い目でにらんでおいた少年の懐しさに、取った手を放さないでいたのであったが。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)