年寄衆としよりしう)” の例文
月番の若年寄衆わかとしよりしう進達しんたつ致されし處此儀容易ならずと有て早速さつそく年寄衆としよりしうの評議となりたり其頃そのころ天下の御政事にあづかる人々には
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
盜賊たうぞくよばはり組頭衆くみがしらしう年寄衆としよりしうへ此伯父をぢが何の面向かほむけが成ものか盜人ぬすびと猛々敷たけ/\しいとは汝が事なり兄九郎右衞門殿の位牌ゐはいへ對して此九郎兵衞が云わけたゝぬ汝が親九郎右衞門に成代なりかはり此伯父が勘當する出てうせろと猶も打擲ちやうちやくなす處へしばらく/\とこゑかけ一間よりつゝと出るやいなや九郎兵衞を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)