“幕末”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばくまつ83.3%
あのころ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これを一読するに惜(おし)むべし論者は幕末(ばくまつ)外交の真相(しんそう)を詳(つまびらか)にせざるがために、折角(せつかく)の評論も全く事実に適(てき)せずして徒(いたずら)に一篇の空文字(くうもんじ)を成(な)したるに過ぎず。
かういふ風に、内外共多事の幕末(ばくまつ)の日本に住み、且つまた、江戸にばかりゐずに方々歩き廻つたのであるから、サア・オルコツクの日本紀行の興味の多いのは偶然ではない。
日本の女 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
あっしゃ全体、神田の豊島町(としまちょう)で生れたんだけれど、牛込(うしごめ)の赤城下(あかぎした)に住んでたのさ。お父さんはお組役人——幕末(あのころ)の小役人(こやくにん)なんざ貧乏だよ。
市川九女八 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)