“幕僚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばくりょう94.7%
ばくりよう5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
振向くと、司令官の谷干城たにたてき少将が、参謀の児玉こだま源太郎少佐、樺山資紀かばやますけのり中佐など幕僚ばくりょう五、六名といっしょに、廊下に立っていた。
日本名婦伝:谷干城夫人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
新鋭戦艦マサチュセッツは大統領とその幕僚ばくりょう、それに金博士を乗せると、沖合さして二十三ノットの速度でのりだしていった。
トラフアルガルの海戦で重傷を負つたネルソンが、軍医や部下の幕僚ばくりようたちに囲まれながら、死にのぞんで言つた言葉は有名である。「余は祖国に対する義務を果たした。」と。
田舎の時計他十二篇 (新字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)