“ばくりょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
幕僚100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当直士官が幕僚ばくりょう室に、「カブを上げ」たかったからに過ぎない。私は憂欝な気持で昼食を終え、寝台に入り、昼寝をした。そして夢を見た。
桜島 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
ここに細川方の幕僚ばくりょう丹波たんばを領している細川下野守教春しもつけのかみのりはるも、その数にれず、急いで国元へ引返して行きました。
鯉魚 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
それはこの時彼等の間へ、軍司令官のN将軍が、何人かの幕僚ばくりょうを従えながら、厳然と歩いて来たからだった。
将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)