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師冬
ふりがな文庫
“師冬”の読み方と例文
読み方
割合
もろふゆ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もろふゆ
(逆引き)
あくる日の
午
(
うま
)
の刻すぎに、荏原権右衛門は高三河守
師冬
(
もろふゆ
)
の
館
(
やかた
)
をたずねた。師冬は師直の甥であるが幼い頃から叔父の養い子になっていた。
小坂部姫
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
で、師直は、一部の兵力を八幡にとどめて、一子
師冬
(
もろふゆ
)
、武田、島津、
吉川
(
きっかわ
)
、田口、岡本などの諸部隊をひきい、自身、天王寺へ駈け向った。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はやくも京都から直義の指揮下に、
高
(
こう
)
ノ
師冬
(
もろふゆ
)
、
吉川
(
きっかわ
)
経久、佐々木道誉、おなじく秀綱、土岐
頼遠
(
よりとお
)
、細川頼春などが、数万の兵力を幾手にもわけて、待っていたのだ。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
師冬(もろふゆ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“師冬(高師冬)”の解説
高 師冬(こう の もろふゆ、生年不明 - 正平6年/観応2年1月17日(1351年2月13日))は、南北朝時代の武将、守護大名。
高師行の子で、従兄弟にあたる高師直の猶子。関東執事として関東の南朝方を鎮圧する功績を挙げたが、観応の擾乱で劣勢に立たされ自害した。
(出典:Wikipedia)
師
常用漢字
小5
部首:⼱
10画
冬
常用漢字
小2
部首:⼎
5画
“師”で始まる語句
師走
師匠
師
師直
師父
師泰
師範
師賢
師岡正胤
師家
“師冬”のふりがなが多い著者
吉川英治
岡本綺堂