“左候”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さそうら60.0%
さそうろう20.0%
ササフラフ20.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
村「うだの、左候さそうらえばわたくし主人松蔭事ス……神原四郎治と申合せ渡邊様を殺そうとの悪だくみ……おや」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
今日の御決戦、いずれは乱軍、左候さそうらえば、それがし御陣借ごじんがりな申して、必ず、駿河の大輔たゆう殿が帷幕いばくに迫り、鉄漿首おはぐろくびを打ち取って御覧に入れ奉らんの所存。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「………ずいぶんずいぶんこれからは御屋おやしろの稲荷いなりさまと白狐びゃくこ命婦之進みょうぶのしんとをまいにちまいにちあさあさは拝むべし左候さそうらえばそちの知ておる通りととさんがよべば狐のあのようにそばへくるようになるもみないっしんの有る故なり………」とか
吉野葛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
「此度其身そのみの孝心をかんしんいたし候ゆえ文して申遣もうしつかわし参らせそろ左候さそうらえば日にまし寒さに向い候えどもいよいよかわらせなく相くらされこのかたも安心いたしおり候ととさんともうしかかさんと申誠に誠に難有ありがたく………」と云うような書き出しで
吉野葛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
又八どの、此度このたび、御縁の候て、当方の養子にもらいうけ候に就いては、おん前様まえさまのこと、懸念のようにみえ候まま、左候さそうろうては、ゆく末、双方の不為故ふためゆえ事理ことわけおあかし申し候て、おもらい申候。
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
左候ササフラフトテ、無理非法ノ儀ヲ思ヒナガラ、巧言カウゲン申シ出ヅカラズ候。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)