“山梔子色”の読み方と例文
読み方割合
くちなしいろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一人は西の方の築地ついじたたずみ、一人は東寄りの角の築地のかげに立っていた。一人が山梔子色くちなしいろの狩衣をつけていれば、一人は同じ山吹色やまぶきいろの折目正しい狩衣を着ていた。
姫たちばな (新字新仮名) / 室生犀星(著)