“居酒商賣”の読み方と例文
読み方割合
ゐざけしやうばい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
決し晝夜酒色にふけりしが頃は享保きやうほ二年六月下旬大岡越前守殿役所へ神田豐島町居酒屋の亭主源右衞門と云ふ者御訴へ申上るとて駈込かけこみければ役人早々奉行へ申立けるに何等の趣意なるやとくたゞすべしとのことに付き役人は源右衞門に尋問たづねるに私し儀居酒商賣ゐざけしやうばい仕つり候に今朝一人の侍士さぶらひ入來いりきた亂心らんしんと相見え家内の者と彼是かれこれ口論こうろん致し諸道具を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)